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 やあ、おはよう。ゆうべはよく眠れた?
 眠れるわけないでしょ……って、どうして? もしかして、枕が合わなかったかな? それとも、ベッド? 毛布?
 ……ああ、手錠か。だってこれがないと、君、逃げようとするんだもん。仕方ないじゃない。
 逃げない? ふうん……でも、もうしばらくはダーメ。
 おねだりしても無駄だよ。外してあげない。
 こら、舌打ちしないの。
 そうだ、朝ごはんを持ってきたよ。君のために作ってみたんだけど……。
 え? 食欲ないって……昨日もほとんど食べなかったのに、そんなはずないでしょ? 体調悪いの?
 ああ、そっかあ、君は少食だもんね! じゃあ、一日や二日、何も食べなくても平気かな?
 だってお腹空いてないんでしょ? それとも……僕の作った食事だから食べられないって言うの?
 だったら食べてよ。ほら、あーん
 (口元に差し出されたスプーンを振り払う。スプーンが床に落ちる)
 何……してるの? なんで食べないの? ねえ、
 ほら、
 (再びスプーンを振り払い、床に落とす)
 あああ……っもう!! いい加減にしろよ!! 食べろって言ってんだろ!! ほら、食べろ!! 僕がお前のために作ったんだ!! 食べろ食べろ食べろ!! ほら!!

 泣いてるの……? ごめんね、大声出したりして……びっくりさせちゃったかな? でも君がいけないんだよ、僕の言うこと聞いてくれないから……。
 でも、ちゃんと食べてくれたね。どう? おいしかった?
 そう、それはよかった。また作ってあげるね。昼も夜も……明日も明後日も明々後日も一週間後も一ヶ月後も一年後も、ずーっとずーっと、一生、僕が君の食事を、作ってあげるからね。

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